フィンランド:コロナ禍

フィンランドでのコロナの状況を報告

7月以降なら国際便も従来通りに予約はできる。予約だけならね。

f:id:tosikaina:20200504171057j:plain

7月以降の再開なるか?

コロナ禍が騒がれ始めてから、ヘルシンキ発日本着の飛行機のスケジュールをときどき調べていた。渡航する気はなかったが、状況を知りたかったためである。3月中旬、コロナの脅威が世界を席巻した後、フィンエアーやJALの直行便はなくなったが、4月中旬までのフライトはかなりあった。先にも書いたが、ロンドン・ドバイ・香港経由。片道40時間で往復運賃は50万円などといった具合。あくまでも「予約が可能」だっただけで、実際に飛んだのか、利用する人はいたのか、などは分からない。

それを考えると、3月にヨーロッパ旅行した人々を一概に責めるわけにはいかんよなあ。2月中ならまだしも、3月以降のヨーロッパは罹患の危険性が顕在化したのに、旅行会社はツアーを中止しないどころか、引き続き販売してたんだもの。「学校休みで暇だし」とツアーに参加するのも不思議ではない。旅行会社はただちに中止すべきだったのである。
最近だとGWに沖縄観光に殺到する観光客が非難されているが、旅行会社の姿勢も問うべきだろう。マイル倍増キャンペーンや「今からでも間に合います」など、集客に必死だったではないか。飛行機が飛んでいる以上、利用者がいても不思議ではない。島民の帰省に限る、などの制限をかけるべきではないのか。


6月から収束へ、を仮定しているが・・・・


で、5月3日現在。早くもヘルシンキ→成田便復活の兆しが見えてまいりました。5月6日以降、片道20~40時間かかる経由便が30万円くらい。 月末だと10万円弱の選択肢も。さらに6月なら8万円程度。直行便はフィンエアーおよびJALが7月以降に再開予定。最安値は9万程度で、以前と同様。その後10月まで、出入国の曜日によるが、10~12万円ほどでも購入できるようだ。
感染のピークは6月という予測が示される中、5月6日には自主規制の一部が解除、小中校は14日に再開。季節も春めいて、なんとなく気分も明るくなってきたので「7月以降は国際便も従来通り?」と期待してしまうが、ウィルスはそんなことはお構いなしだろう。つまり、いつ収束するかなどは誰にも分らないわけで、飛行機が予定どおりに飛ぶ保証はない。
また、仮にフィンランドでコロナ禍が終息したとしても、そのとき日本はどうなっているか。まったくもって予断を許さぬ状況だ。
5月2日、新規感染者は5176人、死者220人。

下のグラフは札幌医科大学医学部が公開しているもの。ちょっと操作が必要だが、国別、地域別、日本国内なら都道府県別の動向がつかめる。
https://web.sapmed.ac.jp/canmol/coronavirus/index.html

f:id:tosikaina:20200504172104j:plain

3月上旬には爆発的増加が明らかだった

人口比でみると、フィンランドの感染者数は日本の10倍だああ。

にほんブログ村 海外生活ブログ フィンランド情報へ
にほんブログ村