フィンランド:コロナ禍

フィンランドでのコロナの状況を報告

2020-05-01から1ヶ月間の記事一覧

自粛生活の緩和には不安も残るが・・・

国立公園の駐車場は満杯状態 首都圏封鎖は予定より早く解除。2か月ぶりに学校が再開し、明日からはレストランや観光ポイントも営業を始める。およそ3か月の自粛生活もそろそろ終わるのか。「自粛生活はおおげさなんじゃない?」といった声もある。 真夏が近…

これまでの経緯 中間報告1~5月

1月29日:ラップランドを訪れた中国人観光客がコロナに感染していることが判明。フィンランド初のケースだが、患者はすぐに隔離され、騒ぎになることはなかった。 2月:ダイヤモンドプリンセス号での大量感染がニュースになるも、フィンランドでは他人ごと。…

収束に向かう雰囲気をなんとなく感じるが・・・・

「花見」はヘルシンキ周辺にも定着。宴会グループは皆無だが。 緊急事態宣言から2か月。外出自粛や他人との安全距離確保の推奨は依然として続いているが、各種の規制がしだいに緩められてきた。スポーツジムの多くはすでに営業を再開したし、図書館も今日か…

対コロナワクチンはフィンランドでいち早く完成か

acworksさんによる写真ACからの写真 新型コロナウイルス感染症に対する治療薬、予防薬(ワクチン)の開発には多くの国が取り組んでいる。日本企業も例外ではないし、そんな中でイギリスの研究チームは9月には量産化の可能性ありと発表したようだ。ところが、…

この時期に売り上げを伸ばしている会社がある

アルコール飲料を一手に引き受ける、その名も「アルコ」 在宅勤務が進展し、飲食店の営業が制限される中、日本でも宅飲みが増えていると聞く。フィンランドも同様で、3月の売り上げは前年同月比9.3%増。このデータは、アルコール販売の独占企業であるAlkoの…

7月以降なら国際便も従来通りに予約はできる。予約だけならね。

7月以降の再開なるか? コロナ禍が騒がれ始めてから、ヘルシンキ発日本着の飛行機のスケジュールをときどき調べていた。渡航する気はなかったが、状況を知りたかったためである。3月中旬、コロナの脅威が世界を席巻した後、フィンエアーやJALの直行便はなく…

「感染者数減」は、どこまで信用できるのか

5月2日の公表データ 5月2日の公表データによると、フィンランド国内のコロナ感染者総数は5176人。死亡220人。新規感染者は24人だ。一時期は200人/日を超えたが、増減の繰り返しを経る中でコロナ勢力は弱まってきたかのようにみえる。しかし、そもそもこのデ…

禁止ばかりの生活にもほのかな望みが

ヴァップも今年は中止 5月1日といえばビージーズのその名もずばり、First of Mayを思い出すが、フィンランドおよびヨーロッパではヴァップ(Vappu=これはフィンランド語)である。古代ローマに起源を持つ春のお祭り。First of Mayが邦題の「若葉のころ」でな…