フィンランド:コロナ禍

フィンランドでのコロナの状況を報告

これまでの経緯 中間報告1~5月

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1月29日:ラップランドを訪れた中国人観光客がコロナに感染していることが判明。フィンランド初のケースだが、患者はすぐに隔離され、騒ぎになることはなかった。

2月:ダイヤモンドプリンセス号での大量感染がニュースになるも、フィンランドでは他人ごと。アジアは大変なことになってるみたい? 程度の認識。その状況が下旬に一変。感染爆発を起こしたイタリアから帰国したフィンランド人に陽性判定。時をおかずしてヘルシンキでも発症し、話題にのぼる。

3月:陽性患者の初確認からわずか一週間で国内での感染者数が50人に近づき人々の関心が急激に高まる。中旬には緊急事態宣言発令。入国制限、500人以上のイベント中止、休校を決定。図書館、美術館、フィットネスジム、レストランなどが集まる場所は漸次閉鎖。3月20日、初の死亡者を出し、陽性患者は100人を超えた。保存食やトイレットペーパーが店頭から消える。首都圏封鎖。

4月:日常生活の規制が強まる。休校は5月中旬までに延長。10人以上の集会禁止、カフェ・レストランは持ち帰りのみ許可など。感染者数は上旬に1000人、中旬には3000人を超す。死亡者70人。首都圏封鎖は予定より早く解除。

4月末:フィンランドへの入国が事実上不可能に。スウェーデン、エストニアへのフェリーは運航しているが、出国はできても帰国できない。
総感染者数4200人、死者150人。コロナの脅威は依然として衰えず。

5月上旬:コロナ収束が始まるのは6月、と以前の予測を訂正。14日より学校再開、公共施設も一部オープンなど、やや明るいニュースも。
とはいえ感染者5200人、うち220人が死亡と、総数は依然として増えている。

 フィンエアーは7月にヘルシンキ⇔日本の運航再開を公表しているが、考えあますぎない?

 

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